独り相撲日本代表

取るに足らない戯れごと

前置きの長い長いおはなし

人は同じ行動をするにしても自分の家、それ以外のところでは取り組み方や態度が違います。

 

私も同じで、ただ食事をするだけでも例えば目上の人と外へ出た際の食事、気の知れた友達の家に上がらせていただいた際の食事はとても気を遣います。自分が1番初めに食べ物に手をつけないようにする、相手の分まで食べ物を取り分ける、家に上がらせていただくので手土産を持っていく、履いてきた靴を揃える、これらはほんの一部ですが失礼の当たらないように気は抜けません。「こいつは非常識だ」と思われたくないからです。

 

 

「自分の常識は他人の非常識」という言葉があります。言葉の通り、自分では当たり前と思っていることも他人や世間ではそうでないこともあるので、自分の常識を押し付けるものでない。という内容で、あまり良く思われない言葉です。

 

 

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その昔、私の父は箸の使い方がなっていなかったらしいのですが、家族に使い方を注意されなかったそうです。社会人になり食事の際、目上の人から笑われたらしく、そのことがあってか私と姉には箸の持ち方を徹底的に指導していました。「箸の持ち方なんかどうでもいい。」そう幼心に感じていた私ですが、大学生になった今では付き合いで食事に行く機会も少なくはありません。箸の持ち方を褒められることはありませんが、笑われることもありません。しかし変な持ち方であったら恥ずかしい思いをしていることでしょう。私にも子供ができた時には社会に出た際恥ずかしくないように最低限のマナーは教えなければいけないな、と身をもって感じられました。

 

 

 

 

しかしながら、ある程度は自分の価値観だけを信じるのではなく「郷に入っては郷に従え」という言葉も頭の中に入れておきましょう。「私側の常識」というのは環境が違えば「あちら側の非常識」になり得ます。もちろん自分なりの配慮を持つことも大切ですが、人間関係を円滑にしていくためにもある程度の許容を持つことが大事なのですね。

 

 

 

 

 

 

ところで私の叔母は超が付くほどの愛犬家です。「今日のチョコちゃんは〇〇をしましたーー❤️」LINEで愛犬チョコちゃんについて写真付きで逐一知らせてくれるのです。ちなみに今日はドッグランへ連れて行ったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆が皆犬を熱烈に好きなわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言いたい気持ちは山々ですが、もちろんそうは言えませんよね。。「チョコちゃんほんま可愛いわー😍また遊びに行かせて!」毎日のように送られて来ますので今日も良い顔して返信をしようと思います。

 

皆さん、もう一度だけ言わせてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の常識は他人の非常識。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。